第1回ミッキーの徒然コラム

ミッキー  2011.4.6

春ですね。
桜もちらほら咲き始めて、自転車通勤が気持ちいいです。
春風に吹かれて、桜並木を駆け抜ける私のヘッドフォンから流れる音楽が「久宝瑠璃子」の「男」だなんて、嘘みたいな気持ちよさ。
たまに「薄情」も流れてます。

春といえば、新生活ですね。
この春から、新しい場所で生活を始めている大学生や社会人の方も多いはず。
かくゆう私も、何年か前に大学進学の為はるばる関東まで引っ越してきました。

私の生まれ育った町はとても田舎で、つい最近コンビニが出来て町民が殺到するような小さな町です。
そんな所から、大都会に出て行くという事は、かなりの一大事なのです。

引越しが近づくにつれ、私の都会への憧れは、恐怖心に変わっていきました。
人ごみ、スクランブル交差点、満員電車、そびえ立つビル群。
次々と襲ってくる未知の世界に打ち勝つために私がした事は・・・「髪を金髪にする」でした。
私の中で、都会人=金髪というイメージがあったからです。
頭皮は痛み、キューティクルは死に、父親には勘当されかけましたが、私は満足でした。

「これで東京に行ける」

そして、私の新生活は始まりました。
たくさんの友達、サークルの先輩との恋愛、お洒落なカフェでのバイト。
引越し前の私の恐怖心は、あっとゆう間に期待へと変わっていきました。
絵に描いたような、キラキラしたキャンパスライフが私を待っている!!

・・・はずだったのですが。

大学生活4年間で出来た友達は4人でした。
「KISS」のバンドTを着て、「SEX PISTOLS」のバッグを持った金髪と、誰が友達になってくれるというのでしょうか。
ちなみに、「KISS」も「SEX PISTOLS」も聴いた事はありません。
なんとなく身に着けてたら、金髪とベストマッチしただけです。

サークルには入りませんでした。
入学式の時によくある勧誘の嵐にもあいませんでした。
他の子が嵐に巻き込まれている中、私の歩いたところだけ、モーゼのように道が出来ていました。
ちなみに、私以外に金髪はいませんでした。
もちろんサークルの先輩との恋愛なんてありませんでした。
いまだに、あの大学には何のサークルがあったのか知りません。

唯一、出来たのはバイトだけでした。
お洒落なカフェ・・・ではなく大衆居酒屋でしたが。
それもそのはず、金髪だと雇ってくれる所はなかなかありません。

全ては金髪のせい!

ついでに、東京にあると思って受けた大学が千葉県だったのも金髪のせい!

そんな私の桜色・・・じゃなく金色な春の新生活のお話でした。

そういえば、こないだ実家に帰った時大学生の弟に会ったのですが・・・

金髪でした。

着ているTシャツには「IRON MAIDEN」と書いてありました。

弟の新生活に幸あれ!!

おわり