オカメ物語「オカメはウニの軍艦が好きの巻。第六話。 」

OWAN  2012.5.9

「キャー、オカメママ!」

オカメは恐怖のあまり叫びました。
き、気のせいに違いないわ。
そうだ、こんなときは猫のオカメニャンと遊ぼう。
「オカメニャン、おいで!」
「ニャー」

「キャー!オカメニャンまでこんなことに!」

「どうしてなの?!」
「ハッ!もしかして欲張って人の金でウニを買い占めたり、暴食したせい?!」
そういえば、逆ギレしたときオカメママは悲しい顔をしてた。
一人で狂ったようにウニを暴食したときも、
オカメニャンやオカメママは「なんかちょっと…」っていって側に来てくれなくなった。
しかもあんなに美味しかったウニですら今は、ちょっと胃に重いからもう食べたくないとすら思っている。
「ウニへの強欲にかられた私はもう一人ぼっちなのね。
純粋にウニを好きだったあの頃にはもう戻れないわ。」

シクシク。

「オカメよ。」
オカメママがオカメのそばにやってきました。

「オカメママ!目のウニ治ったのね。よかった。あの時ごめんね、オカメどうかしてた…」

途方に暮れるオカメに、オカメママはこう語りかけました。
「わかればよし!」

– fin –